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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2021

優勝の瞬間はNHKで13時5分から

©JGTOimages
プロ8年目の木下稜介が、5年シードの日本タイトル戦で悲願に挑む。2位とは4打差の単独首位から初優勝を狙う。

通算7アンダーの2位から追いかける2人にも、初Vがかかる。
プロ3年目の大岩龍一と、「雄大」と書いて「ゆうき」とよむ古川雄大が、逆転の戴冠を目指す。

そして、5打差の4位には、アマチュアの杉原大河さん(東北福祉大、=写真)。
名前の「たいが」は、タイガー・ウッズに由来する。
チャレンジトーナメントのAbemaTVツアー「石川遼 everyone PROJECT Challenge」で、プロをおしのけ史上3人目のアマ優勝を飾り、その素質をアピールしたのは19年。

コロナ禍の今季、レギュラーツアーでは、昨10月の「日本オープン」で5位タイ。
また今年5月の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」では、2日目に首位タイにつけたが29位に終わり、「僕は、メンタルが課題」。

悩んだ杉原さんが本大会の開幕前に頼ったのは、アメリカ遠征中の大学先輩。

金谷拓実のラインに「どういう心で決勝ラウンドに臨めばいいか…」。
「自分の力を信じるしかない」。
即答の金言が、緊張と疲れの出た3日目の終盤に、離れ業を生んだ。
最高難度の17番で、左の斜面に曲げた。
左足下がりのラフから168ヤードを打つ2打目は、手前の池に入る恐れもあったが、「ちゃんと打てれば超える。僕に刻むという選択肢はなかった」。
振りぬいた8Iは、みごとにグリーンを捉えて、V争いに居残った。

いよいよ、残りは18ホール。
「自分ができる最大のプレーをして一番良い結果になればいい」。
新資格の導入により実現した、大会史上初のアマ出場で、プロにも劣らぬ実力を証明する。

<放送スケジュール>
6月6日 13:05ー16:00(Round 4) NHK総合(延伸あり)

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