記事

BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2026

BMWの契約選手・木下稜介が狙う「特別な1台」

へとへとで上がってきた火曜日の最後18番ホールで、木下稜介(きのした・りょうすけ)の笑顔が輝いた。
「誰にも譲りたくない。特別な1台にしたい」。



練習ラウンド直後に見上げたのは、グリーン奥に鎮座する今年のV副賞のBMW「X6 35d xDrive M Sport」だ。

ツアー初優勝を飾った2021年大会では「BMW X5 xDrive35d M Sport」をいただいた。
さらにその翌年、同社が大会とタイトルスポンサーの契約を結ばれると同時に木下個人としてもサポート契約を締結。
「以来、最高ランクの車両を提供していただいているのですが、優勝していただける、というのはほんとうに記念になりますし、魅力があります」。

過去25回で伊澤利光(2000、03年)と、宮本勝昌(01、10年)の2人が大会2勝を誇るが、2003年から開催がスタートした宍戸ヒルズCCでの複数回V者はまだいない。

宍戸で2勝の偉業でぜひ“2台目”が欲しいが、2022年の初V後は、2度予選敗退するなど、結果で報えていない。
「頑張らないといけません」と、気合が入る。

台風6号の接近で、3日水曜日のプロアマ戦は中止が決まった。
コースもクローズされ、練習できるのは、この日火曜日までとなるため、「きょうは18ホール回ってきたんですけどクタクタ。コースが難しすぎて…」。

宍戸はただでさえ、7番ホールを境に一気に難しさが増すが、今年は8番で34ヤードティ―を下げ、490ヤードのパー4に設定するなど「年々、難しくなっています」と、木下も始まる前からげっそりする。
「優勝(スコア)も2桁に届かない。今年も我慢比べになると思いますし、ミスしたときにいかに耐えられるかが勝負。4日間、忍耐強くプレーしたい」。

この日は、久しぶりにドラコンプロの山崎コーチに会場まで来てもらい、スイングを見てもらった。
先週の「ミズノオープン」は4位、先々週の「日本プロ」は2位と、好成績が続くが、「パッティングがよかったのでその位置で終われましたけど、ショットはあまりよくなかった。今週はコーチのおかげでショットの修正ができたので、自分に期待している。楽しみな1週間になる」と、うなずいた。

関連記事