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木下稜介が地元奈良県のジュニアイベントに参加、谷口徹からはお年玉も

オフは自身の鍛錬に励むとともに、貢献活動を通して日ごろお世話になる方々への恩返しにつとめるのもプロの大事な仕事である。

プロ14年目を迎えた木下稜介(きのした・りょうすけ)が1月7日に駆け付けたのは、かつての学び舎。
地元奈良県の奈良国際ゴルフ倶楽部で行われた新春お年賀イベントに参加してきた。



この日は、滋賀国体ゴルフ女子団体戦で優勝した坂下一葉さん、中越百々香さん、竹田妃菜さんの3人と、関西ジュニア男子中学生の部で優勝した北本太一さんの祝賀会も行われ、その中で木下も、一昨年の「ミズノオープン」でのツアー3勝目をお祝いしていただき、「ありがとうございます」と、恐縮しきりだった。


子どもたちへ新年のご挨拶


同倶楽部のご協力で、奈良県ゴルフ協会主催のジュニア育成研修会が立ち上がったのは2003年。
木下も、その一期生として学ばせてもらったからこそ今がある。

巣立ち後も、ほぼ毎年子どもたちのお手本として携わってきた。
「あれから23年経ち、講師として皆さんの前に立ててる事を大変嬉しく思います」と、木下。
「この中から僕を超え、世界で活躍する選手が出てくれる事を願っています」と思いを伝え、「引き続き、奈良県ジュニアスクールの講師として僕が持っている技術や知識をみんなに伝えていければと思っています」と、気持ちを新たにした。

この日はやはり元塾生で、一昨年のJLPGAのプロテストに合格した中地萌さんと共に、昨年のファイナルQTで28位につけ、2年ぶりにツアー出場権を取り戻した田中裕基(たなか・ひろき)も参加。
「きょうは自分自身の原点を思い返す良い機会となりました。改めて、前向きに努力していきます」と初シード獲得に向けて、意欲を燃やした。


地元ジュニアらと共に、田中(右端)も思い新た


この日のイベントに合わせて、地元奈良県が誇るレジェンドからとっておきのプレゼントも贈られた。

同研修会の立ち上げから主任講師をつとめる杉本真美プロに、段ボール一杯のサインボールを届けておいてくれたのは、ツアー通算20勝を誇る02、07年賞金王の谷口徹(たにぐち・とおる)


自身のサインボールと共に、谷口からのお年玉を配る木下。みんな大喜びしてくれました


かつては自身も同研修会で、長年講師をつとめていた谷口は、この日のお年賀イベントを聞きつけると、自ら交流のある男女プロに声をかけ、ボールを集めて歩いてくれたそうだ。

昨季限りでレギュラーツアーの第一線から引くことを表明しても、地元ジュニアへの献身を惜しまない。
谷口からの思いがけない“お年玉”に子どもたちの目もひときわ輝いた。

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