コロナ禍の2020年のアジア共催「SMBCシンガポールオープン」で資格のある6位に入り、コロナ禍で翌年に延期された21年の「全英オープン」で、初のメジャー出場を果たして、予選を突破。
59位の成績を残している。
「同じフィールドで、世界のトップランカーたちと同じ条件でやれたことはすごくいい経験になりましたし、今僕がこの位置でできているのも、その経験のおかげと思います」と、今も大きな財産だ。
2度目の挑戦は昨年。
上位3人に資格があるこの「ミズノオープン」で自身3年ぶりの3勝目を挙げ、3年ぶりの出場を果たした。
再挑戦では予選落ちを喫したが、「あのセッティング、あのレベルの中で通用するゴルフがしたい」と、向上心にますます拍車がかかり、今年からドラコン王の山崎泰宏氏に師事。
5ヤードの飛距離アップと共に、相乗効果として課題の小技も磨かれるという一石二鳥で、今季開幕から先週まで5戦中4戦でトップ10入りと好調を継続中だ。
「今シーズンに入ってから、ずっと安定していると思いますし、成績も残せていますが、やっぱり優勝しないと意味がない」と、渇望している。
「全英オープンという大きな特典があるので今週、ここで連覇して、また全英オープンを経験し、もっと強くなりたいと思います」。
内田繁(1974年、75年)と草壁政治(1976年、77年)と、ブライアン・ワッツ(米、1994年、95年)に続く史上4人目の偉業へ。
力をこめた。