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ANAオープンゴルフトーナメント 2021

ゴルフ、ゴルフの20代が過ぎていく。石川遼は「68」

ふぅっ……©JGTOimages
初日はボギーなしの「68」だった。
石川遼は首位と3差の4アンダー、13位タイで大会を始めた。

大会2日目の翌17日が誕生日。
だからこの日が、20代最後の日と言われるまで忘れていた。
「完全に…」と、改めて思いを馳せた。

「数字で見たら4バーディ、ノーボギーなんですけど。問題は多々ある。内容は納得できるものではない。そんな感じで、20代は終ってしまった」と、笑みをたたえた。

ゴルフ、ゴルフの20代が終わった。
「アメリカにも行ったし、恵まれた環境の中で、良い経験ができた」と、振り返ったが昨年から取り掛かったスイング改造は、まだ道半ば。

「腰痛に悩んで、かなり痛い思いもしましたし、それで試合を休むこともありました」と、肉体改造にも踏み切った。

「このあと、階段から落ちたりしなければ、ケガのない30歳を迎えられそうで、これからもそこが一番気を付けたいところ」と、またゴルフ、ゴルフの30代が始まる。

取材の最後に報道陣から「明日はハーフ30で」と、年齢にちなんだスコア出しを提案された。
「おおっ」と、のけぞり「1ラウンドトータル30で!」と、冗談で返した。

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