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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2025

石川遼が本大会で300試合目、目標は渡米前のV争い

石川遼(いしかわ・りょう)が本大会で、ツアー最年少Vを達成した2007年から数えて、アマプロ通算出場300回目(国内のみ)を達成する。

次週はすぐPGAツアーの2次予選会を控えるが、どんなに過密スケジュールになろうと今週は、カシオ所属の選手として留守にすることはできない。
節目の本大会は、ホストプロとして今季最後の日本プレー。


この日のプロアマ戦でご一緒したゲストの方に贈るフォトカードに書くメッセージを熟考中です。…真剣!


「長くお世話になっています。今週はもちろん来週も、常に恩返しをしたいと思っています。キャリアを通して感謝の気持ちをお伝えできたら」。
300回目も、心をこめてティオフする。

優勝はまだないが、本大会は2008年から昨年まで14回出て、昨年の4位を含めてトップ10が7回。うち2位が18歳の史上最年少賞金王に輝いた2009年と、カシオ契約後の2015年と、2017年とで3回。
「相性が良い大会と言っていいと思います。今年もまた、優勝争いに加われるように頑張りたいなと思います」と、思いも新た。

大会が、ここKochi黒潮カントリークラブに移ってきてから今年でちょうど20年目にもあたる。
「毎年、美味しい海の幸が楽しみです」。
コース外でもすっかりこの地に魅せられる。

記念イヤーには、高知にも、コースにもゆかりがある元プロ野球の松坂大輔さんが、出場してくだることになった。
「ありがたい」と、感謝し「非常に飛ばされるので。飛距離では勝てないですが、自分も記念大会を盛り上げられるように頑張りたい」と、気合も入る。

20代のころは、ウェアに合わせてカシオの「G-SHOCK」も原色を好んでつけたものだが34歳のいまは、白や黒や紺やグレーが増えたコーディネートに合わせて腕時計もぐっとシックに。

「軽いし、衝撃にも強いし、ゴルフをする方にもぜひつけて欲しいですね」とアピールも欠かさず、300試合目に到達する初日のプレー後は、今年もまた地元小学校に、カシオの電子ピアノの寄贈式を実施するなど渡米直前のホスト試合でめいっぱい奔走する。

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