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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2021

「サトウ食品様、ありがとうございます」byジャパンゴルフツアー選手会

ありがとうございま〜す(左から中西、佐藤社長、青木功)©JGTOimages
選手会初の主催大会は開幕前日のラウンドが、いつものようなプロアマ戦ではなく、特別協賛社のみなさまとの視察ラウンドという形で行われた。

チームで競い合うというスタイルではなかったが、スポンサーのみなさまに楽しんでいただきたいという選手たちの気持ちに違いはなく、まずは最初のおもてなしが無事、終了。

終始、なごやかに笑い声の絶えないラウンドの最後に、選手たちはとっておきのサプライズを用意した。

運営社のダンロップスポーツエンタープライズの協力を得て、本戦から成績が表示される18番グリーン横の電磁式の速報ボードにメッセージを掲示。
「サトウ食品様 ありがとうございます ジャパンゴルフツアー選手会一同」

一時は開催窮地に陥った大会の、特別協賛社をきゅうきょ引き受けてくださった同社への感謝の気持ちを、画面いっぱいにあらわした。

「選手のみなさんのお気持ちは、もうしっかり受け取っていますがこんなふうに形でも示していただいて、本当に嬉しいです」と、同社の佐藤元(さとう・はじめ)代表取締役社長は、大喜びだった。

また、この日は、同社契約プロの中西直人に加えて、大会共催のJGTO会長の青木功とのラウンドにもご満悦。

佐藤社長のみならず、青木の熱血指導はプロである中西にも及んだと言い、「もう一人プロがいるのに。今日は3人アマチュアがついて回ったみたい。やっぱり、世界で戦った方の言葉は重みが違う。プライスレス。夢のような1日でした」と心から、満喫してくださったようだ。

大会のためだけにウェアやハット、キャディバッグやコースメモに至るまで、特注品で臨む中西にも感心しきりで「ここまで準備してくれてたんだとびっくり。ウェアにもこだわって、4日間凝ってやってくれるみたいだし、ホストプロの仕事をしてくれている」と、佐藤社長。

「あとは、結果で応えてくれれば一番!」と、いよいよ翌日からの奮起を促した。

世界屈指の設計家ロバート・ボン・ヘギー氏が手掛けた会場の西那須野カントリー倶楽部はハザードと、傾斜地を利かせた戦略性の高さに定評がある。
「非常にタフなコースと思うが男子ゴルフのみなさんは、世界でも戦える実力をお持ちだと分かっています。日頃の成果を存分に発揮して、1打1打打っていってもらえればいいなあ、と思っています」と期待を寄せる。

「ギャラリーのみなさまにも来ていただいて、生でご覧いただければそのすごさが分かっていただけると思うが残念ながら、今回は叶いません。その分、4日間ともライブ中継(ゴルフネットワーク)をしていただけますので。おうち時間を過ごす中で、ご覧いただければわたくしも嬉しいなあ、と思います」。
選手たちに代わって、大会PRまでしてくださった佐藤社長。
本当にありがとうございます!
本戦から4日間も、何卒宜しくお願いします。

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