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日本オープンゴルフ選手権競技 2020

親友の杉原さんとWローアマ。河本さんの波乱の1日

近未来が楽しみな、男子ゴルフの宝です(左から、ローアマを獲得した杉原さん、河本さん)©JGTOimages

今年のローアマは、堂々5位タイで並んだ2人。
東北福祉大3年の杉原大河(すぎはらたいが)さんは徳島県の出身で、日体大3年の河本力(かわもとりき)さんは愛媛県出身。

「同じ四国で小さいときから切磋琢磨してきた親友。大きな舞台で、一緒に獲れて嬉しいです」(杉原さん)。
肩を並べて喜んだ。

特に、河本さんは、週末の度重なるトラブルを乗り越えての栄冠となった。
最終日は首位と1打差の2位からコースに出るはずだった。
だが、第3ラウンドの13番での規則違反が分かったのはスタート前。
グリーン上で球が正しい位置にリプレースされていなかったと判明し、2罰打を科された。成績も修正され、首位と3打差の通算2アンダー、3位タイからのスタートとなった。

また、前日にはプレー後の練習で1年愛用したアイアン型のユーティリティアイアンを破損。大学の後輩や、メーカーさんの手も借りて、夜遅くまでヘッドとシャフトの交換作業に奔走した。
すったもんだで迎えた最終ラウンドは、直ってきたばかりのクラブでティオフ。
1番ティで「完璧」なティショットが打てた。

前日は「原因が分からない」と嘆いていたショットの不振も晴れて、プレー前のさまざまなハプニングも「引きずってもしょうがない。気持ちを切り替えてやるしかない」と、めげずに笑顔でプレー。

8番パー3では、2オン3パットのダブルボギーやボギーも2つあったが4バーディのイーブンパーでまとめて、通算2アンダー。
「ローアマも、トップ10も最低ラインの目標。それをクリアできたのはよかった」。
自己評価の一方、「学生のうちに、日本ツアーで勝てる実力をつけたいと思っているのでまだまだ。入れたいと思ったパットで、パンチが入ったり」。
絶好のチャンスを逃した17、18番など「全部入れられるパッティングの精度と実力をつけたいです」。
元気で明るい20歳のこれからが楽しみだ。

アメリカから戻ったばかりの姉の結さんには「悔しさとか、パッティングが入らなかった、とか、今の素直な気持ちを伝える」という。
「お姉ちゃんも、いまパッティング入っていないんで。いま日本にいるんで、一緒に改善していけたら」。
普段以上に姉弟トークも弾みそう。

次の試合は、次週のAbemaTVツアー「ディライトワークスチャレンジ(10月21ー23日、茨城県・取手国際ゴルフ倶楽部 東コース )」。
2週続きの活躍、期待してます!

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