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ニュータス カップ in 利根パークゴルフ場 2026

河川敷で“全ドラ”のV争い。杉原大河が「リベンジしたい」

復活への思いがみなぎっている。
杉原大河(すぎはら・たいが)が初日の「65」に続いて、8バーディ、2ボギーの6アンダー「64」をマーク。




最終日を前に、通算11アンダーまで伸ばして着々と、雪辱への筋書きを立てている。

地元徳島での大会2勝目がかかった2週前のACNツアー開幕戦「Novil Cup」でも最終日に「65」をマーク。
終盤に「期待をして…」リーダーボードを確認したら、なんと大内智文(おおうち・ともふみ)が9アンダー「63」の大爆発。

「箸にも棒にもかかっていない。絶望しました…w」。

大内の圧勝を称えながらも「リベンジしたい」。2位敗戦の雪辱を誓ってまたV争い。
「きのう、きょうみたいなゴルフができれば自然と優勝に近づける」と、言い聞かす。

今週の新規大会は、ACNツアー史上初となる河川敷コースの「利根パークゴルフ場」がその舞台だ。
右に左に折れ曲がるレイアウトは得意でないが、本コースは利根川に沿って真っすぐに這う18ホール。

「練習ラウンドから一度も刻んでいない。ラフに行ってもいいから全ティショット、ドライバーで遠くに飛ばして、ショートゲームで寄せて獲る」。
持ち味の豪打を活かしきる一方で、「毎回14ホールでパーオン成功」という今季テーマも大事に復活への道筋を模索している。

東北福祉大でエースに君臨していた時代。杉原一人のスコアでチームが圧勝するほどの爆発力があった。
2年時の2019年には「石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament」で、ACNツアー史上3人目(現在は10人)のアマVを達成するなどプロツアーでも活躍して20年にプロ入り。
23年に初賞金シードを手にしたが、昨季は終盤に6戦続けて予選敗退するなど、賞金72位で陥落していた。

この日は大学後輩で、いつも一緒に練習しているシード選手の岡田晃平(おかだ・こうへい)が“視察観戦”。
きゅうきょゲストとして生中継のブースに呼ばれた際に、杉原について「調子は何も悪くない。去年は少しかみ合わせが悪かっただけではないか」などと、先輩の状態を察したが、本人は「いえ、単純に実力不足です。実力もメンタルも、去年は自分に負けた部分が多かっただけ」と、きっぱり。

オフに弱点を徹底的に洗い出し、克服につとめて「去年より確実に進歩している。自信を持ってできています」。
打ちのめされた分だけ強くなる。

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