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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2019

2位タイ浮上の大槻智春「1ホールも逃げなかった」

中止が決定した12日金曜日の3日目の前の首位獲りには惜しくも失敗した。通算9アンダーで迎えた最終18番パー5。大槻は2打目をピン左8メートルの大チャンスにつけた。
このイーグルパットを決めれば首位の今平周吾に並ぶ。
「天気予報では、最終日も中止になる可能性がある。リーダーボードを確認してから打った。入れたかった」と、惜しくも外して悔しがったがこの日は、前半の6番から4連続バーディもあり、「1ホールも逃げたところはなかったし、全ホールピンを狙って攻めた結果」。
1アンダーの32位から1差の2位タイに浮上して、胸を張った。

日大同期の小平智と同様に、学生時代から海外志向が強く、年頭から日米共催&日初開催の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の出場権を目指しており、「今日もいくつ伸ばせば(出場権が発生する大会の)上位3人に入れると計算していて。6アンダーを目標にしましたけど、それより1打よく上がれてほっとしました」。

タイの場合は、賞金ランキングの上位順に出場資格が付与される。現在の2位タイの顔ぶれの中では、同20位の大槻が権利のある一番手にあたるが「最終日がプレーできる状態であれば、よい位置なので、トップを獲りたい気持ちがある」。
初優勝を飾った5月の関西オープンに続くツアー通算2勝目で、堂々と2週後の大舞台に立つ。

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