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JGTO Novil FINAL 2018

AbemaTVツアー元年の賞金王は佐藤大平

AbemaTVツアー最終戦『JGTO Novil FINAL』は最終日をむかえた。2日目に賞金ランキング1位の佐藤大平が予選落ちしたことにより、2位の梅山知宏が優勝するかどうかで賞金王が決まることになった。梅山はこの日のベストスコアの63のビッグスコアで回ったが、優勝には届かず佐藤大平のAbemaTVツアー賞金王が確定した。

梅山がホールアウトして優勝の可能性が無くなり、賞金王が確定した後、話を聞いた。
「本当は、最終戦にも優勝して残りのツアートーナメントに出たかったんですけどね。予選落ちして何とも言えないですけど、良い事も悪い事もあった1年間でした。」
2位の梅山に約200万円の差をつけ、数字だけで言えば圧倒的な力の差を見せたように思えるが、佐藤本人は「2勝は大きいけどそれ以外は目立った成績もない」と今年の内容に満足していないようだ。

初めて1年を通してAbemaTVツアーで戦い、いきなりの賞金王に輝くほど成長できた要因について分析してもらったところ、昨年CHINAツアーで厳しい環境の中、戦ったことにあるという。食べ物や言語といった生活環境など不便な点が多く人間的にもタフになったようだ。

今年1年、AbemaTVツアーを戦う中で盛り上がりを感じていた。
「昨年までがどうだったかは今年が初めてなのでわかりませんが、ギャラリーの方も応援してくれて、AbemaTV見てたよと言って下さる人もいて、すごい嬉しかったです。」

いよいよ、来年はツアートーナメントに出場することになる。現在ツアートーナメントで賞金ランキング1位をひた走る、今平周吾ももとはチャレンジトーナメントの賞金王を取ったところから現在に至る。
「今の時点では全部が足りないと思っているので、底上げしていかないとと思っています。賞金王として上に行っても恥ずかしくないゴルフをしたいと思います。」

佐藤のゴルフには以前、大学の先輩である松山英樹からうけた金言からも影響を受けている。
「松山さんから勝たなければ意味がないという事を教わりました。2位や3位では名前も覚えてもらえないですし、それは常に思っています。」

いずれは憧れの先輩である松山英樹を追いアメリカでという気持ちが佐藤にはある。しかし、これからはあくまで佐藤のペースで松山を追いかける。

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