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フォーティネット プレーヤーズ カップ 2025
佐藤大平が選手会主催の新規大会でプロ11年目の初V
選手会主催の新規大会で、佐藤大平(さとう・たいへい)がプロ11年目の悲願を達成した。
3打リードで出てスタートから連続バーディで飛び出すと、名物ホールの17番パー3で外からパターで沈めたバーディが決定打に。
4アンダーの「67」をマークし、2打差の通算20アンダーで逃げきった。
32歳の佐藤は、兵庫県の宝塚市出身。
8歳からゴルフを始め、中山五月台中3年時の2008年に「全国中学選手権」で優勝。高校は茨城県の水城に進み10、11年に「関東高校選手権」を連覇。
アマ選抜のナショナルチームでも活躍し、11年の「台湾アマ」で日本人として大会初制覇した。
松山英樹らを擁する東北福祉大学に進むと、15年の「ユニバーシアード」では金メダルに貢献した。
15年にプロ転向し、17年は中国でプレー。
18年には、チャレンジトーナメント(現ACNツアー)で2勝し、同ツアーの賞金王に。
レギュラー昇格後はすぐシード選手に定着し、初Vが待たれるばかりだった。
今季10人目の初V者はツアー制度施行後、史上最多数(日本勢のみ)に到達。選手会主催の新規大会で初代覇者として新たな風を吹かせた。














