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レオパレス21ミャンマーオープン 2018

宮里優作は2年連続の惜敗

最終日の朝に、待ちわびたバーディラッシュは訪れた。3日目まであれだけカップに嫌われ続けたパットも1番で、さい先良く3メートルが決まった。

「今日、パットは良くなった」と3番から連続バーディ。
さらに4メートルを沈めた6番で、通算13アンダーまで伸ばした。
ひとつ前の組で回る米のピーターソンと首位の座を奪い合い、もつれ合いながら、突入したサンデーバッグナイン。

「今日は前半から、ちょっと怪しかったんです」と後で打ち明けたショットは11番で、最悪の結果で出た。
左に大きく曲げたティショットは川向こうのジャングルに消えた。探しきれずに、競技委員のカートでティーインググラウンドまで戻って、打ち直し。

ダブルボギーで失墜してから、ショットは乱れる一方だった。16、17番と立て続けの3パットでまた、3つスコアを吐きだした。最後の18番で、やっと奥からのイーグルトライを決めて歓声には気丈に応えたが、表情はこわばった。

大会が、来年度以降の開催地の候補地として、ベトナムを挙げる中で、3打差首位で出ながら「自滅」の6位タイに終わった昨年の借りも返せないまま、最終年度のミャンマーが終わった。
「(勝てずに)スイマセンでした・・・」。
賞金王は背中に大きな落胆を隠さないままその足で、悄然と15時発のオフィシャルバスに乗り込み、次の開催地のマレーシアに向かった。

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