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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2018

予選落ちの石川遼、完全復調には「3週間くらいは・・・」

地元埼玉で迎えた病み上がりの復帰初戦は、週末に残れなかった。石川が、通算5オーバーで予選落ちを喫した。
2オーバーと出遅れた前日初日。午前中にプレーを終えたがそれから延々5時間以上。雨も降り、気温も下がり、すっかり暗くなってもパッティンググリーンから離れようとしなかった。

「良くなりそうかな、という感触があって練習していたのですが。今日に限っては、バーディパットが決めきれず。ロングパットもタッチが合わなかった」と居残り練習も、挽回につなげることが出来なかった。

先月の「RIZAP KBCオーガスタ」の週にかかった熱中症と、その後のウィルス性腸炎とWパンチ。
療養を余儀なくされ今大会直前にも、リハビリがてらの3ラウンドをこなすのでやっと。

「ケガではなく、体調不良で休んだのは初めて。クラブも持てない、振れないというのが10日間も続いて。体調というよりは、技術的な完成度が落ちてしまっているので。フィーリングを取り戻すのは、3倍くらいの時間がかかるのかな・・・」。

今は普通に食事も取れるようになり、体は日に日に回復を見せても、失われてしまったゴルフの感覚を、元通りにするのは容易ではない。

「せっかくドライバーもアイアンも飛ぶようになってきたので。何ヶ月か、遅れちゃったかなというのが凄く悔しいですけどまた練習と、ラウンドを繰り返していくだけですね」。
シーズンも半ばを超え、急ピッチで完全復調の道筋を探る。

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