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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2017

小平智は勝てばジャンボ尾崎を3日越え!!

昨年12月のゴルフ日本シリーズJTカップを2位で敗れた時点で諦めていた。日本と名のつくタイトルを、3つ制覇した際の最年少記録は、いまジャンボ尾崎の27歳248日(1974年の日本オープン)。

それを更新するには昨年が、ラストチャンスだったと思っていたが、実は今週も可能性があるかもと知って、色めいた。

小平が今週、勝てば27歳245日。
「最初は全然、ダメだと思っていたので」。
わずか3日越えでも、望みがあると知ってやにわに気合いが入った。

「教わった技術を駆使してジャンボさんを越えたい」。

初めてその門を叩いたのはこのオフ。
美保さんとの結婚を報告に行った際に、思い切って弟子入りを悲願。指導を受けたばかりか、小平の名前入りのサンドウェッジを譲り受けて感激の小平。
「ジャンボさんの記録を抜いて、恩返ししたい」。

ここ喜瀬は、「日本ゴルフツアー選手権Shishido Hills」で初優勝を飾った年のオフに、先輩プロらと合宿を重ねており、コースは知り尽くしている。

前日9日火曜日に、大会主催の公益社団法人日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長らとプロアマ戦を回った時に感じたのは、「優勝スコアは15から20アンダーくらい」。
新婚の若さに任せて、大量アンダーでのジャンボ越えを狙っていく。

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