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中日クラウンズ 2017

名古屋色全開! 宮里優作が3年ぶりの予選通過

序盤のロケット奪取で3年ぶりの決勝進出も、和合の洗礼はやっぱり受けた。最後の最後に「やってもた〜」。

上がりの2ホールともバンカーに捕まり、「風を読み間違えた」。難攻不落と言われるゆえんに、まんまとハマって「和合はなかなか攻略できない」と、痛感した。

それでももはや、第二の地元で久々に過ごす週末だ。「気をつけろよと、言うことですね」。2打差の2位タイで迎える決勝ラウンドにむけて、良いお灸になった。

伝統のこの中日クラウンズは、これまで16回出ているが、ベスト10入りはアマチュア時代にジャスティン・ローズと競って4位タイにつけた2002年の一度だけ。

この日も、このあと長男の優吾くんのお迎えに行く。ここ名古屋に住まいを移して4年目。自宅から、車でわずか15分の和合は、いまだに敷居は高くとも「リラックスして、臨めているはずなんですけど」。

昨年まで2年連続の予選落ちだった。
選手会長としても2年目の今年は、2週前の松坂屋での開幕イベントでもファンの前で約束したからには絶対に、3度目の正直を果たしたかった。

この日もたくさんの応援団に送り出されて、スタートから怒濤の4連続など、9つのバーディを積みあげて「和合とやっと仲良くなれそう」。
手応えも出てきた。
「たくさんのギャラリーを励みに、名古屋色を前面に出して頑張ります」。
地の利を生かして、4勝目を狙う。

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