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東建ホームメイトカップ 2017

星野には負けん!! 稲森佑貴が発奮

首位を走る2つ年下を、意識しながら回った初日だ。「刺激になる。差を縮められるように、頑張ろうと思った」と、二十歳の星野を追いかけた。
「まだ一緒に回ったことはない。でも凄い飛ぶし、曲がらない。パットも上手いだろう、と。光るものを持っている」と星野を評した稲森。

何よりその身長差も気になるところ。
169センチの稲森に対して、186センチの星野は「体格なら僕よりダントツ上。それでも、自分にも出来ることはあると、負けないようにやろうと思った」。

昨年は、71.66%という驚異の安定感で、2年連続のフェアウェイキープ率1位。「でも今日は、片手くらい」とラフに入れがちな初日は苦笑いも、武器の曲げないショットに加えて今年は飛距離アップを期して、このオフはかなり体をいじめてきた。

2月はほとんどクラブを握らず、筋トレ三昧。
おかげで「今年、15ヤードは飛んでいる」と、イメージ一新の春。

デビュー同時はキャンピングカーの転戦生活も今年はすでに、各地のホテルを予約済みで、シード3年目の今季は私生活もバージョンアップ!
「今年はもちろん、優勝を狙っていきます」。
同世代にも負けてられない。

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