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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2016

2週連続Vのチャンスにまた一歩。谷原秀人は3位タイ

今週は史上初の試みとして、セントアンドリュースで使われているのと同様のレーキでならしてバンカーの難易度を上げる試みが話題だが、「確かに砂は柔らかいけど。僕は何の影響もない」という数少ない選手の一人が谷原だ。

13番は237ヤードのパー3でも、絶妙の寄せを見せた。この日も強い風に、「そんなに吹いていないと思った」と、4番アイアンのティショットは、強いアゲンストの風に戻された。風の読み違いで手前のバンカーに入れたが、そこから30センチにつけて平然とパーを拾った。

「ただ、ダラけているだけです」と、初日から伸びっぱなしの無精ヒゲ。「ゲンを担いでいるだけではないですよ」と、のほほんと笑うが一度、狙った獲物は逃がさない。
2週連続優勝(※)は、すでに経験がある。
「今日は5つくらいは行きたかった」と、2アンダーのゴルフには悔しそうに「明日取り戻せるように、頑張っていきたい」と、気合いを入れ直していた。

※谷原の最初の2週連続優勝は2007年のフジサンケイクラシックとサントリーオープンでした。

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