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アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 2016

小斉平優和(こさいひらゆうわ)さんがベストアマチュア賞

小斉平さんは2試合連続のベストアマ!
アジアと日本の精鋭が集うビッグトーナメントで、アマチュア勢も国際色豊かに健闘した。

開催コースの地元大阪府出身で、高槻第三中学校出身。現在は、日本ウェルネス高校3年生の小斉平優和(こさいひらゆうわ)さんが、通算2オーバーの33位で、フジサンケイクラシックに続く2試合連続のベストアマチュア賞を獲得した。

最終日は前半こそ3つのバーディで、一度はアンダーパーにしたが後半は5番で「ユーティリティのミス」から打ったダブルボギーをきっかけに、ずるずるスコアを落として悔しがった。

その後から上がってきた、日大4年の阿久津未来也 (あくつみきや)さんが後半2番のイーグルで、一度は2打差まで迫ってきたから、ハラハラした。

結局逃げ切ったが「飛ばないし、曲がるし。もっとショットの精度を身につけたい」と、来季のプロ転向を目指して、もう明後日にも挑戦するQTのセカンドに向けて、気合いを入れ直した。

世界各国から12人のアマチュアが挑戦した中で、決勝ラウンドに進んだのは小斉平さんと阿久津さんと、もう一人。
優勝争いは、17歳のパチャラ・コンワットマイが3日目までゲームを引っ張ったが予選通過を果たしたアマチュアのナムアンルック・カマラスさんも、タイ出身の新鋭である。

先週は日本シニアオープンで“ルーキー”のプラヤド・マークセンが2試合連続優勝を達成するなど、圧倒的な強さを見せているが、その後継者も着々と後に続いて、近頃タイでもさかんというジュニア育成事業は確かに実を結んでいるといえそうだ。

  • 日大4年の阿久津さん。後半2番のイーグルで魅せた
  • 予選通過をした3人のアマチュアのうちの1人もタイ選手。ナムアンルック

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