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バンテリン東海クラシック 2025

米ツアーの出場権を目指す。小斉平優和の踏ん張りどころ

小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)が、今季2勝目での“大逆転”を期して好発進した。



インから出て、7メートルを沈めた15番の1イーグルほか、4バーディとボギーは1個。
5アンダーの「66」で、出水田大二郎(いずみだ・だいじろう)と並んで首位に立った。

8月の「Sansan KBCオーガスタ」で、悲願の初Vを達成したが、その後の4試合は「優勝して気が緩んでいたと思う」と反省するとおり、「ロピアフジサンケイクラシック」で10位につけた反面、予選敗退と棄権が1回ずつ。
先週の地元大阪開催「パナソニックオープン」は、連戦の影響で右肩を痛めた。
「無理せずに」と第2ラウンドの途中でやめ、治療に専念。

大事に至らず済み、すぐ翌週に「いいスタートが切れてよかった」と、元気に戻ってこられた。

今大会終了時点の賞金上位7人に次週、日本開催のPGAツアー「Baycurrent Classic Presented by LEXUS(ベイカレント クラシック プレゼンテッド バイ レクサス、神奈川県・横浜CC)」の出場資格があり、現在同24位につける小斉平が権利を獲得するには、今週の2勝目が絶対条件だ。


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かつては、予選会から二部ツアーに挑んだ経験もあり、「ゆくゆくは」と、再挑戦をにらむ夢の舞台。
「今週は、優勝を意識してやりたい」。
一発大逆転で潜り込む。

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