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バンテリン東海クラシック 2025
首位に3人。V副賞「コーワ商品一式」を狙う小斉平と下家、吉田は新婚初Vにも意欲
大混戦のまま、予選ラウンドが終わった。通算イーブンパー、61位タイまでの68人(アマ3人含む)が、決勝ラウンドに進んだ。
通算8アンダーのトップには小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)と下家秀琉(しもけ・すぐる)と吉田泰基(よしだ・たいき)の3人。

小斉平(こさいひら)は初日からの首位をキープした。
次週、日本開催の米ツアー「ベイカレントクラシック」の出場権を得るには、本大会での優勝が必須条件だが、先週の地元大阪開催の「パナソニックオープン」は、右肩痛のため、棄権しており「ぜひ欲しいです」。
痛みや炎症軽減に特化したV副賞「興和(コーワ)商品各種」に狙いを定めて、初Vの8月「Sansan KBCオーガスタ」に続く通算2勝目をにらむ。
吉田は、プロ7年目の初優勝に挑む。
この日は「フェアウェイからバンカーに入れた」と反省する6番と、魔のパー3と呼ばれる16番とで2ボギーを叩いたが、その分、6個のバーディで、初日の14位から浮上してきた。
先週から母校・日大の先輩たちに刺激を受けまくっている。
今週は、2年ぶりの日本ツアーを戦うPGAツアー選手の星野陸也(ほしの・りくや)に、50~90ヤードの打ち分け方を教わり開眼。
「自分はもっと小刻みに打ち分けないといけない、と思っていたのを、陸也さんは10ヤード刻みで、球の位置だけで、打ち分けたり。けっこうアバウトなんや、と。それで距離感が本当によくなった」と、我ながら見違えた。
今週火曜日には、先週の「パナソニックオープン」で初優勝を飾った日大先輩の勝俣陵(かつまた・りょう)との宴席で、お祝いのケーキを用意して祝福。
「自分もそろそろ勝たないと…」と、思いを新たにしたばかりだった。
今年3月に元女子プロゴルファーの宮崎樹里さんとの結婚を発表したばかり。
12月には挙式を控えており、それまでに初Vを、との思いも強い。














