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フォーティネット プレーヤーズ カップ 2025

小斉平VS金子、初の同組対決で気を付けたいこと

佐藤大平(さとう・たいへい)を3打差で追う通算13アンダーの2位タイグループには、吉田泰基(よしだ・たいき)小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)金子駆大(かねこ・こうた)の3人。

うち小斉平(こさいひら)金子が、首位の佐藤を挟んでの、最終日最終組に入った。

ひとつ前の組で回っていた小斉平(こさいひら)が3日目の7アンダー「64」で飛び込み、最終組の金子が同組同スコアの吉田より先にスコアカードを提出したことで実現した。


小斉平金子は4歳差だが、ジュニア期から仲良しのトップアマとして競い合い、支え合い、励まし合い、今季はまず金子が5月の「関西オープン」で初Vを達成し、小斉平が8月の「Sansan KBCオーガスタ」で、それに続いた。

もちろん互いに歓喜の場に居合わせ、互いを祝福。金子は自分のことみたいに泣いていた。

そんな2人が、初めてレギュラーツアーで優勝を競い合う。
「楽しみではあります」と、語る金子は通算2勝目と共に、2017年の「HONMA TOURWORLD CUP」で宮里優作が達成して以来となる史上2例目の72ホールボギーなしVの快挙もかかる(記録が残る85年以降)。

「明日は風が吹くみたいなので、我慢してスコアを伸ばせたらいい」(金子)。

小斉平もやる気だ。
相手が金子だろうと、誰であろうと「誰にも負けたくない」と闘志を燃やし、「早く2勝目がしたい。自分の良さを最大限に出して、追いついて優勝したい」。

予選ラウンドでは今まで1回あったが、最終日最終組で一緒になるのは初めて。
初の直接対決で注意したい点も2人、ほぼおんなじ。

「喋りすぎないように頑張ります」と小斉平
金子も「リラックスしすぎないように頑張ります」と声が揃った。
仲良し2人のV争い。はてさて、勝負の行方は?

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