うち小斉平(こさいひら)と金子が、首位の佐藤を挟んでの、最終日最終組に入った。
ひとつ前の組で回っていた小斉平(こさいひら)が3日目の7アンダー「64」で飛び込み、最終組の金子が同組同スコアの吉田より先にスコアカードを提出したことで実現した。

もちろん互いに歓喜の場に居合わせ、互いを祝福。金子は自分のことみたいに泣いていた。
「楽しみではあります」と、語る金子は通算2勝目と共に、2017年の「HONMA TOURWORLD CUP」で宮里優作が達成して以来となる史上2例目の72ホールボギーなしVの快挙もかかる(記録が残る85年以降)。
「明日は風が吹くみたいなので、我慢してスコアを伸ばせたらいい」(金子)。
小斉平もやる気だ。
相手が金子だろうと、誰であろうと「誰にも負けたくない」と闘志を燃やし、「早く2勝目がしたい。自分の良さを最大限に出して、追いついて優勝したい」。
初の直接対決で注意したい点も2人、ほぼおんなじ。
「喋りすぎないように頑張ります」と小斉平。
金子も「リラックスしすぎないように頑張ります」と声が揃った。
仲良し2人のV争い。はてさて、勝負の行方は?














