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輪厚から目指す東京五輪! 宮本勝昌が北広島市の小学校を訪問

昨年覇者が、地元小学校を訪れた。昨年は、谷原秀人とのバトルの末に、喜々としてCAさんとの念願の記念撮影にのぞんだ輪厚の森からも、目と鼻の先。道路を挟んでコース向かいにある北広島市立西部小学校で15日火曜日に、宮本勝昌がスナッグゴルフの実技講習会で、ゴルフの楽しさ面白さを伝えた。

2009年からジャパンゴルフツアー選手会が始めたゴルフ伝導の旅も、その宮本が先陣を切った。当時の選手会長として、自ら率先して放浪の旅に出た。先週には自身の地元である静岡県御殿場市の小学校に、スナッグゴルフの用具一式を贈り、その寄贈式にも参加したばかりだ。

そしてこの日の講習会では堂々昨年覇者として、子どもたちの前に立った。4年生の54人を前にして、お得意の軽妙な突っ込み。実技講習会を終えて、口々にレッスンのお礼とプロへの激励を送ってくれた子どもたち。
「これから10勝目を目指してください!!」。
「・・・11勝目!」と、そこはやっぱり間違って欲しくない!

このANAオープンを制した当時は確かにツアー通算9勝目でも、昨年は兄弟子の藤田寛之に次ぐ、最多タイの年間2勝はシーズン最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で節目のツアー通算10勝目を達成して、連覇を狙う今年はツアー通算11勝目がかかっている。(・・・西部小学校のみんな、そこはきっちり覚えておいてね!)。

思い出の今大会は、大会主催の全日本空輸株式会社がいよいよ来週21日月曜日に控えた「スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会」をも、早くからサポートしてくださり、また2007年からは地元北広島市内の小学校に、スナッグゴルフの寄贈をスタートされたというご縁もあり、宮本もこの貢献活動に報いたい気持ちで一杯。

2限目の授業時間を利用して行われた実技講習会は、パットやピッチショット、フルショットなど、手取り足取りの指導にも熱が入る。クライマックスは子どもたちとのガチンコ対決も、手抜きなしの本気勝負もむなしく、じゃんけんで挑戦権を勝ち取った清水咲汰くんと40ヤードのパー3対決で敗退・・・。
悔し涙(?)をこらえて直筆のサイン入りキャップで、清水くんの勝利を祝った。

ゴルフの面白さと胸湧き躍る勝負の楽しさともに、その根本精神を伝えることも忘れない。「ゴルフは審判員のないスポーツです」。それはつまり、どういうことか?
ゴルフは自らが、審判員であること。それだけに、常に自分に正直であれ、ということ。「ウソをついたりごまかしたりして、バレずに済んでシメシメと思っていても、後になればなるほど自分の心の中に、モヤモヤが残ります。大人になってもそのモヤモヤは取れません。悪いことをしたらダメなのではなく、悪いことをしたら反省をして次に生かせばいい、子どものうちに、良いことも悪いことも沢山してください」と、自身も二児の父親は、無垢な瞳にまっすぐと語りかけた。

そして「今日をきっかけに、ゴルフに興味が出た人は是非続けてください。そのほか野球やサッカー、バスケットボール、走ることなど。体を動かすことにはみな共通点がある。是非いろんなスポーツをやって、その中でゴルフをやってもらえると僕は嬉しい。東京オリンピックを目指してがんばってください!」。
子どもたちのやる気を精一杯に促した。

43歳のベテランは、簡単に連覇を目指すと言えるほど、勝負を甘く見ていない。「去年は勝てましたが、優勝は本当に難しいこと。しかし今日、子どもたちからエールをもらったので頑張る。今日をきっかけに、観戦に来てもらえると嬉しいです」。
西部小学校のみんな・・・! 輪厚の森で待っています。

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