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東建ホームメイトカップ 2015

今年全27試合の大成功を祈って・・・!

早朝の豪雨が、うそのように上がった。会場の東建多度カントリークラブ・名古屋に、ひととき神聖な空気が流れた。
恒例の鏡開きは今年、おごそかな神楽の音色で幕を開けた。
上げ馬神事(あげうましんじ)でも有名な、コース近くの多度大社は、地元の方々の崇敬を集める古式ゆかしい神社である。古くは相撲や馬くらべなどの勝負事で、右方の勝者を祝して奉納されたという「納曽利(なそり)」の舞。2015年のジャパンゴルフツアーの開幕をお祝いして、神職の方々が会場で特別に演じてくださった。

“舞台”のパッティンググリーンに突如、差し込む陽の光。お祝いムードもグっと高まる。

大会主催の東建コーポレーションの左右田鑑穂(そうだかんすい)社長兼会長と、大会のイメージキャラクターの萬田久子さんと中村雅俊さん、そしてJGTO会長の海老沢勝二と、昨年の開幕戦覇者の宮里優作と賞金王の孔明らとともに手に手に握った“打ち出の小槌”。
「よいしょ、よいしょ、よいしょ〜!」と、掛け声元気に鏡割り。

そして、乾杯・・・!
「この開幕戦“東建ホームメイトカップ”と今年全27試合の大成功と、僕ら選手たちの健闘と、そして今日お越しいただいたギャラリーのみなさま全員のご健勝とご多幸を心よりお祈りします」と、池田勇太。
今年3期目の選手会長も、勝負の年。「今年も2足のわらじで頑張ります!」。会長として、集大成の2015年は堂々と最多勝利の賞金王を狙っていく。

「ゴルフはまさに、ストーリーのないドラマ。どうぞ、数多くの感動シーンを見せてください」と左右田社長からのエールに大会は今年、早23回目を迎えて恩人の期待に応えようと、そのあと11時からのプロアマ戦でも選手たちの気合いが入った。

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