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seven dreamers challenge in Yonehara GC 2014

賞金王になる…という高いモチベーションが今平周吾の強さ

賞金ランキング1位の今平周吾
チャレンジ賞金ランキングで、現在1位につけている今平周吾が、トータル66ストロークの6アンダーをマークし、2位タイと好スタートをきった。
トップとは1打差で明日を迎え、今季2勝目に王手を掛けたが、そんな今平の好調を支えているのが、チャレンジツアーで賞金王になる…という高いモチベーションだ。
「チャレンジツアーからレギュラーのシード権を獲得しても、その順位によって来年、出場できる試合数も大きく違ってきます。レギュラーの舞台で、自分がどんなゴルフができるのか…。そんな思いを実現するためにも来季フル参戦できる賞金王にならないとダメなんです」
そんな思いが強いからこそ、空回りしてしまうこともある。先週の『ひまわりドラゴンCUP』は「何もかもうまくいかなかった…」という通り、予選落ち。
今日もOUTからスタートし、5番までに3アンダーと好調なゴルフをしていたものの、6番でロストボール。9番では池に入れてボギーを打つとその貯金を使い果たしてしまった。だが「今週は絶対に予選落ちだけはしない」という強い思いが、後半のギアアップへと繋がっていく。
10番で下からのフックラインをイメージ通りに流し込むと、12番、13番、14番と3連続バーディ。さらに、16番、18番でもバーディを奪取。INを30でまとめ、今季の好調さを裏付けるゴルフを展開していった。
一気に優勝争いに加わってきた今平であるが、明日の最終日についての課題を挙げてもらうと…。
「6番でのロストボールは、手にしてはいけないドライバーを持って、突き抜けてしまったから…。今思ってもなんでドライバーを手にしてしまったのか、自分でも疑問なんです。明日は、そういった凡ミスをなくして、マネージメントをしっかりと組み立ててプレーしていきたい。そして鬼門となる6番をきっちりとパーで切り抜けて、しっかりとバック9で戦っていけたら…と思っています」
チャレンジツアーで賞金王になる…という高いモチベーション。そこから続く来季の戦いを確実にするためにも、明日の戦いが重要になってくるはずだ。

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