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バンテリン東海クラシック 2025

今平周吾が首位浮上「バースデーウィークに優勝したい」大会初日に33歳

今平周吾(いまひら・しゅうご)が、今季初優勝にむけて、今季2度目の最終日最終組に割って入った。




雨で難易度が増した土曜日の三好。
6番では、右ラフから打った2打目がバンカー目玉になり、4オン2パットのダブルボギーを打つ試練があったが8番のパー3で、3メートルのチャンスを決められた。
「流れが悪くなりかけたところで、バーディが来たので頑張れました」と、後半4つのバーディで首位浮上。
下家秀琉(しもけ・すぐる)と通算10アンダーで、並んだ。

本大会は2015年の初出場から、10大会連続で出てすべて予選を通過し、トップ10が3回。
昨年は、三好で自己ベストの5位を記録しており、「三好との相性は悪くない」。
18、19年賞金王の自信がみなぎる。

先週はお休みを取り、8月末に生まれたばかりの長女・紗奈ちゃんに会いに行った。
「可愛いですね。癒されます」。
パパの自覚も増して戦線に戻ってきた。

劇的優勝で、ツアー通算10勝目を飾った昨年の「日本オープン」後はまだ優勝がなく、今季の賞金ランキングは現在25位。
本大会で11勝目を飾れれば、本大会終了後の賞金ランク上位7人に資格がある次週、日本開催の米ツアー「ベイカレントクラシック」の可能性も生まれる。

大会初日の2日に33歳になった。
「バースデーウィークに、優勝したい」。
モチベーションには事欠かない。

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