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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2013

最終日は20代対決! 小平智(こだいらさとし)も「負けない」

一時は、通算7アンダーまで伸ばして、松山英樹と肩を並べていた小平だったが15番で深いバンカーからのアプローチに失敗して、ダブルボギーを打った。
さらに「次のボギーも痛かった」と、16番でも立て続けにスコアを落として「今日は最後のほうは、切れかけていた」と、難コースを前に精神力も限界ギリギリ。

「このコースは流れが悪くなると難しい・・・。よく耐えていたほうだと思う」とどうにか単独3位に踏みとどまった。
自身2度目の最終日最終組は、20代の直接対決にも遅れを取らずに、加わった。

首位の松山は2つ下。ひとつ年上の河野祐輝は、チャレンジトーナメントでもしのぎを削ってきた戦友で「仲も良い」と、願ってもない相手だ。
日本で最古の歴史を誇るこのプロ日本一決定戦は、今年81回大会を迎えて若い力の激突に23歳も胸躍る。「勢いに負けないように頑張りたい」と、気合いを入れた。「精神的に切れないように。粘り強くパーを続けていく」と、この日の反省も踏まえて自分に言い聞かせた。

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