Tournament article

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 2013

宮里優作が狙う、恩返しのツアー初V

なりたてホヤホヤのホストプロだ。宮里が、今大会主催のPGMホールディングス株式会社とスポンサーシップ契約を結んだのは、今年の9月。

この新規トーナメントを開催するにあたって、ぜひ看板プロをと希望されていた同社の目にとまったのが、宮里だった。
「う〜ん、なぜ僕を選んでいただいたか・・・ですか。ただ、一生懸命にやっているのが良かったくらいでしょうかね」と照れたが、昨シーズンから何試合かツアーを観戦した上で主催者が白羽の矢を立てたのは、その実績やプレーぶり以上に、誠実なその人柄が、評価されたのは間違いない。

ホストプロに選んでもらったこと。そして何より、このご時世に、優勝賞金4000万円もの新規トーナメントで男子ツアーを盛り上げようとする主催者の心意気には、「もう、本当に感謝の気持ちしかない」と、頭を下げる。

「本当にありがたいという、そういう気持ちを1打1打噛みしめながら、やりたいと思うんですよ、本当に」と、宮里。
本トーナメントばかりか、今年はチャレンジトーナメントを3試合も開催して、出場権のない選手にもまたとないチャンスを与えてくださった。
「ほんと、それって凄いことだと思うんですよ。選手みんなで噛みしめなければいけない」と、宮里には始まる前から感謝の念が止まらない。

会場の美浦ゴルフ倶楽部は、実は宮里にとって初めてのコースで、先月の日本オープンの翌日の月曜日は、茨城ゴルフ倶楽部から近かったこともあり、一度下見に来る予定だった。
「でも、1日延びちゃったでしょう」。
日本一決定戦が雨で順延されたために結局、回れず仕舞いで、念願かなったのはようやく大会週に入って、前日の火曜日。
プロアマ戦と、この日水曜日は、兄の聖志らとともに18ホールをこなして「1ホール、1ホールそれぞれに“顔”がある。14本のクラブを使った攻め方を、考えさせられるコース」との印象を持った。
それゆえに、「今の自分のウィークポイントが出る」と、目下ショットは好調なわりに、どうも数字につながらないというジレンマも、より弱点が如実に出る舞台で、何かきっかけを掴めればと自分に期待を寄せている。

ホストプロとして、「とにかく大会が盛り上がってくれれば」と、祈る思いで「しかも、そこに自分も加われればなおいい」。誰より待たれるツアー初優勝についても「ここで結果が出れば、最高ですね」。“新米”のホストプロがさっそく恩返しの活躍を誓った。

関連記事