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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2012

宮里優作は第二子の予定日前日の好発進

今週は、妻の紗千恵さんに、「お互いに頑張ろうな」と声を掛け合って家を出てきた。“予定日”の前日に、夫の頑張りを見せられた。

大会は5回目の舞台となったここ東広野ゴルフ倶楽部は「アマ時代にナショナルチームの合宿で回ったり、よく知っているコースなんです」。
以来、ロケーションの良さと、戦略性の高さに「ほんと大好きなんです」と、惚れ込むコースは「ここに打って来なさいと、コースのほうから言ってくる」。

ドローもフェードも。「打ち分けられないと、攻めきれないし、バリエーションが多い人じゃないと通用しない」。
一筋縄ではいかない舞台で、この日は前半の9番で右ラフから15ヤードをチップイン。

イーグルで折り返すと、16番では10メートルの長いバーディトライを決めるなど、コースの要求にも十二分に応える7アンダーの好発進にも成功した。

「かみさんも頑張っているんでね」。
紗千恵さんは、「計画分娩」で、いよいよ翌21日に第二子の出産を控えてその前日に、夫は仕事場から何よりのエールを送れた。
長女に続いて2人目は男の子とすでに分かっていて、対面の瞬間を思うにつけても今週はなおさらワクワクしながらのプレーとなる。

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