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ANAオープンゴルフトーナメント 2012

梁津萬が「2人で一緒に頑張りたい」

昨年まで、「W・リャン」の登録名で戦っていた梁津萬(リャンウェンチョン)がボギーなしの66で単独2位に。しいて言えばティショットを右に曲げた11番がピンチといえばピンチだったが「それも前が開けていたので」と、40ヤードのアプローチを1メートルに寄せて難なくパーでしのいだ。

6つのバーディは、ほとんど1ピン距離につけてチャンスを余すところなく沈めた。
「ティショットもほとんどミスがなかったし、アイアンもパットも調子いい」と、完璧なゴルフで先輩の貫禄を示した。

先週は、7つ下の後輩が日本ツアーに歴史を刻んだ。
いつも一緒に行動している弟分の呉阿順(ゴアジュン)が、初の中国人チャンピオンに輝いた。
まして、池田勇太と4回に及ぶプレーオフは日没が迫り、1回ごとに距離を短くしていく変則方式に、「過酷な状況の中で、よく頑張った」。
賞賛に値する大きな勝利だったと、梁(リャン)も思う。

近頃は、中国国内でもゴルフが盛んで、「世界でも十分にやれる若い力が育ってきている」。
そう思うにつけても、27歳の呉の勝利は大きな励みになるだろう。

「僕にとってももちろんそうです」。
2007年には欧州ツアーを制し、同年には中国人として初めてアジアンツアーの賞金王に。
2010年の全米プロは3日目にコース新の64をマークして8位に。また同年のワンアジアツアーでも賞金王に輝いた。

中国が誇るインターナショナルプレーヤーも、実は日本ツアーでは未勝利。
その点では後輩に先を越されたかっこうだが、「どちらが先でも関係ない。僕も何度もチャンスはあったけど、勝つというのは簡単なことではないし、その中でも呉はいつ勝ってもおかしくない実力があった」と、後輩をたたえた。

「僕ももちろん頑張るよ」と、梁(リャン)。
「2人で一緒に頑張りたいよね」と中国選手の“2週連続V”も視野に入れた。

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