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サン・クロレラ クラシック 2011

石川遼は出遅れ

前半は4番からばたついた。5番のダブルボギーを挟んで7番までに、5オーバーを打った。最終18番では、隣のホールからセカンドショットを打った。

ティショットは曲がるし、パットは決まらない。「今日は悪いショットをして自信が持てなくなった」。
そのために「スイングが小さくなって、サイドスピンがかかりやすくなるという悪い流れ」。
また、アイアンショットも「自分の意図より左に出て戻って来なかった」と悪循環が続いた。

先週はジャンボ尾崎から指摘を受けた、スイングの解体作業は続いている。
「今日もやるべきことは分かっていたけど、それが出来なかったということです」。
原因は分かっているし、新しいスイングを構築する最中には、こんな事態も起こり得る。

先週は優勝争いの末に、単独2位につけながら、その翌週にはさっそく初日にまさかの77にも「こんな日もある」。
覚悟の上とはいえ、「もう少しスコア的には我慢したかった」。

すでに1勝を上げており、相性が良いはずの小樽で5オーバーは123位タイと、大きく出遅れた石川は「だいぶ抜けている」と、リーダーをはるかに見上げて「明日明後日で詰めて、トップ5、トップ10を目指して頑張りたい」と、気持ちを入れ直した。



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