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ダンロップフェニックストーナメント 2011

松山英樹さんが67をマーク、17位浮上

初日は60位の出遅れから、見違えるようだった。たっぷり寝て、覚めたら朝はスタートから快調だった。1番、2番で2メートルのチャンスを決めると、3番は7メートルをねじ込み3連続バーディを奪った。

この日は大雨の予報に、「自分も崩れるだろう」と、予測すればなおさら気になる予選カットライン。しかし、その呪縛からさっそく逃れると、その後も順調に伸ばして、トップ10すら視野に入ってきた。

前日は、先輩の谷原秀人も指摘していたとおり、「ショットに力が入っていた」と、本人も大いに反省したはずだった。

しかし上位が見え始めると、そこは元気いっぱいの19歳。自分が抑えきれずに「またリキんでしまった」と、15番はティショットを左。右の林に打ち込んだ最終18番は勢い余って、ティグラウンドで体がクルリと一回転するほどのありさまだ。

前の17番でボギーを打ったこともあり、「最後はバーディで終わりたい」と欲張れば、なおさら気合が空回り。結局、パーに終わって舌を出したが難条件下で67はやっぱり、ただの大学2年生じゃない。

体の奥深くに潜んでいた先週のV争いの疲れも、初日の出遅れも、ストレス解消の秘訣は近ごろ248を出したというボーリングと「寝ること」。

前日は、いちど15時半に宿舎に戻って、夕方5時15分まで「爆睡した」。お昼寝のあとは夕食と、日本シリーズ観戦を堪能してから再び22時半に床につくと、朝6時半までぐっすりと眠った。

おかげで大雨の中でも、「着たら、肩のあたりが気になって打てない」と、レインウェアも羽織らずに、半袖姿で通すハツラツプレー。

「最後にショットが曲がってしまったので、そこら辺りをもう少し考えて、また今日の前半のようなプレーが出来るように」との改めての反省もぬかりなく、通算1アンダーは史上初、アマチュアによる2週連続Vの快挙の可能性も大いに残して、松山さんが決勝ラウンドに挑む。

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