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ダンロップフェニックス 2010

ジャンボ尾崎が5年ぶりの予選通過

首位の池田勇太も大喜びした決勝進出だった。ジャンボ尾崎がこの日、6バーディ1ボギーの66をマークして今大会ならば2005年以来、また今年は5月のダイヤモンドカップ以来となる予選通過を果たした。

最後の18番も、1メートルもないバーディパットを沈めて得意満面。
「練習場でもティショットがいい感じで打てている。要はそれがコースで出来るかどうか」。
その確かな手応えに、63歳の頬も緩む。

ミスらしいミスは左林に打ち込んで、1打で脱出が出来なかった14番だけ。
「あのホールは無計画にやり過ぎたが、それもあそこだけ。大部分は良くなってきて、楽しみになってきた」と、ニヤリと笑った。

今大会は、1996年に前人未踏の3連覇を達成して通算100勝をあげた、思い出深いトーナメントでもある。
崇拝してやまない池田も「やっぱり、このコースはジャンボさんに合っているんだね」と、嬉しそうに声を上げたほど、相性の良い舞台でもある。

今年、12年ぶりに出場を果たした61歳のワトソンとともに、週末の宮崎を盛り上げてくれそうだ。

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