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フォーティネット プレーヤーズ カップ 2026

「打つ手なし」でも首位キープ。藤本佳則が挑む完全VでのバースデーV

雨中に大会カラーの赤のウェアがひときわ燃えた。
藤本佳則(ふじもと・よしのり)が完全優勝によるバースデーVに王手をかけた。




初日から首位を走るが、球の捕まりが悪く、右に出るショットの制御に苦しみながらのV争いだ。
最初からターゲットを左に取るなど「対策いろいろとっているけど打つ手なしです。不思議で仕方ない」。
手ごたえのない単独首位キープには、苦笑いもこぼれる。

「なかなか思うようにいかないショットが続いていて。まだまだやな、って感じるラウンド。気持ち良く勝負したいけど、なかなか難しいですね」。

悩みは深いが、この日、BS日テレの生中継で、ラウンドりポーターをつとめた大学先輩の宮里優作(みやざと・ゆうさく)は舌を巻く。
「フェード一辺倒だから、左には絶対にいかない。わかっているから、思い切って左に打つのであれはすごい。その辺の差し引きは上手ですね」と、褒めていた。

左の林の中からグリーンに乗せた12番や、右の池を警戒しながら2メートルを拾った最後18番など、ピンチの回避も秀逸だった。
「今の調子もすべて自分の実力。それを受け入れながら、今できる対策をとるしか僕にはできない。逆にそこに徹している部分はある」。

泥臭いゴルフで、勝運を引き寄せる。

悩みながらも、モチベーションはある。
最終日の25日は、37歳の誕生日だ。

13年ぶりの復活優勝を飾った「関西オープン」以来の今季2勝目、通算4勝目がかかる。
「今日8アンダー出ている選手もいますし、こんな団子状態やから。たまたま1打リードしてるだけ。明日ほんまいいプレーした人間が勝てる。いいプレー出来たらいいですね。願望!」。
誕生日を自分で祝う。

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