記事
リシャール・ミル チャリティトーナメント 2026
お母さんゆかりの地で2週連続2位発進、山下勝将が石川県を思う
ゆかりの地で弟も、お母さんを喜ばせるチャンスだ。山下勝将(やました・まさゆき)が、今週も2位発進した。

練習ラウンドではコースの難しさに驚嘆。
「なんじゃこれ、と思って。どうやってスコア出すんやろう、という感じやったんですけど、回っていくうちに、難しいホールとそうでないホールが分かれている、と思って…」。日に日に攻略。
この日は前半インの14番でチップイン。15番で2メートルのチャンスを逃さず、16番で15メートルを決めると、17番のパー3で、6アイアンを使ってピン1メートル。
4連続バーディで折り返すと、難ホールが続く後半アウトで堪えた。
2番と7、8番で連続ボギーを打ったが「難しいのでボギーが出ても仕方ない」と潔く、最後9番では左のラフから50センチのべたピン バーディ締め。
「いいゴルフができたと思う」。
先週の「ANAオープン」も、2位発進したが、2日目の2オーバーで予選敗退している。
「2日目は、全部悪かったです。ショットが悪くて全部長いのが残った」。
しのぎきれなかったプレーを反省し、今週は小技に注力。特にパットは「どの角度から、どのくらいの強さで入れるかを注意して、ラインはほぼキャディさんの言うとおりに。それがきょうはハマっている」と、懸命の練習が生きている。
ここ石川県の七尾市は、お母さんの有貴さんの出身地。
2週前に、加賀市で行われた国内女子メジャー「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」では、姉の美夢有さんが、今季国内初戦で、国内メジャー3冠を捧げたばかりだ。
その週、山下は父でコーチの勝臣さんと、地元関西で不振脱却のための集中練習に励んでいたため応援には行けなかったが「本当に強いな、って。僕もついていきたい」。
弟として思いを新たにしたばかりだった。
令和6年の能登半島地震では、ご親戚の家が倒壊。今年、ようやく建て替えが終わったそうだが、里帰りを兼ねて今週、水曜日に七尾市を訪ねた母・有貴さんは、「街並みは、まだ全く落ち着いてない…」と、嘆く。
「今、僕に何ができるかというと、あんまりないと思うんですけど、ここ石川県で僕も結果を出せれば、頑張ろうかなと思ってくれる人も増えると思うので。頑張りたい」と、山下。
チャリティを掲げる本大会で、地元を思う気持ちは人一倍だ。













