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ISPS HANDA Japan-Australasia Championship 2026

新選手会長が本格始動。阿久津未来也が今季、実現したい目標は?

2026年のジャパンゴルフツアーが5日開幕の「ISPS HANDA Japan-Australasia Championshipからスタートする。
今季から、ポイントランキング制度がレギュラーツアーでも導入されるなど、男子ゴルフはひとつの転換期を迎える。

大事な節目の1年に、新選手会長に就任した。
阿久津未来也(あくつ・みきや)が開催を目前に、大会への意気込みや、今年に賭ける思いを話した。


⛳初日の組合せ



阿久津にとっては、先週の「ニュージーランドオープン presented by Millbrook Resort」(JGTOポイントランク対象外)からの“NZ2連戦”。

今週主催の一般社団法人国際スポーツ振興協会(ISPS)は、昨年も「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント」と「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」とで“北海道連戦”を実施していただいたが、今年もまた本・新規大会ほか、8月の「~ジャンボ尾崎追悼大会~ ISPS HANDA夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント」とで年に2大会も開いていただく。

「日本が寒い中で、開催に踏み切っていただき、まずは感謝申し上げたいです」と、選手を代表して謝意を忘れず、「いま、世界で戦う日本人選手が増えていく中で、こうして海外のコースでやらせていただけるというのはどの選手にとってもいい経験、プラスになります」と改めて、本・新規大会への喜びを伝えた。

阿久津によると、会場のロイヤル・オークランド&グレンジ・ゴルフクラブは距離の長さはさほど感じないそうだが、「グリーンと、グリーン周りが鍵になってくる。アンジュレーションがきついので、どの面に打つのか相当、慎重に考えないと、グリーンを出て行っちゃう!」。

加えて風だ。
コースには、さえぎるものがほとんどなく、練習日からすでに強く吹き付け、「自然との闘いをめちゃくちゃ感じる。スコアが動くポイントにもなる」と警戒するが、阿久津には楽しみのひとつでもある。

昨年5月の「ミズノオープン」でも強風を制してツアー初優勝を達成し、その年の「全英オープン」では初メジャーも経験している。
「今週は、グリーン周りの形状なんかも少し(全英オープンと)似ている気がします。外からパターで転がしたりが必要となるコース。去年の経験を活かしたい」と、策を練る。



前任の谷原秀人(たにはら・ひでと)を引き継ぎ、今季のジャパンゴルフツアー選手会長に就任した。

「今年は少し忙しくなる、というのは分かっています。でも、それで成績が落ちてしまうというのは自分としては避けたいところ。二足のわらじじゃないですが。しっかり成績も出して、両面で頑張っていきたい、という気持ちがある」と、意気込む。

今季は、5人がPGAツアーに参戦するなど、いまじわじわと、世界各地に広がりつつある日本勢の勢力図。

「自分を含めて選手みんなが日本ツアーのレベルの高さを肌で感じていて、そういうツアーをもっと盛り上げたい、見に来ていただくための努力をしたいと思っている」と、みんなの思いを背負って立つ。

「そのために、やりたいことはいくつかある。早いうちに実現できれば」と、頭を巡らすひとつが例えばシーズン終了後のスポンサーや、ボランティアの方々との懇親コンペなど。

「僕らはゴルフでお見せしたい、という気持ちがやはりあるので。ゴルフで恩返しをする会、というのはぜひやりたい」とアイディアは尽きないが、今週はまずは新・選手会長として迎える今季の初戦。

ニュージーランドは自身4度目で、初年度の2023年には当地、オークランドのランドマーク「スカイタワー」から、地上192メートルを飛び降りる「スカイジャンプ」で肝試しも経験済みだ。

本大会から初のポイントランキング制度も稼働し、発奮材料は尽きない。
「そこも踏まえて上位を目指していきたいです」。
忘れられない思い出を、またひとつ増やして帰る。

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