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Shinhan Donghae Open 2025
勝俣陵が7位 “辛苦”克服で今季初のトップ10入り
プロ9年目の勝俣陵(かつまた・りょう)が、通算13アンダーの7位で、優勝の比嘉に次ぐ、JGTO勢の2番手につけた。

5打差の12位タイからスタートして前半4つのバーディを奪った。
一転、後半は2バーディ、1ボギーと足踏みしたのは無念だったが、「トップ10がなかった今シーズンの中では、完璧なゴルフでした」と、喜んだ。
全長7471ヤードの長距離コース。
「僕のコースだな、と練ランの時から思っていたのですが、初日に凡ミスが続いて5バーディにも関わらずイーブンパーで優勝を遠ざけた」と、初日56位の出遅れも悔やまれるが、「ショットの距離感も合うようになってきましたし、一番は決めどころでパターが決められたこと。先週から器具を使って出球を揃える練習を始めたことで、気持ちよくアドレスが取れるようになった」。
成果を示す今季初のトップ10入りを自己評価した。
韓国ツアーと共催の「ハナ銀行インビテーショナル」も含めて韓国開催の試合でいつもお腹を壊してしまうため、今年も若干の不安があった。
「お腹が弱いのに、辛い物が好きなんで食べちゃうんですけど、いつも後悔していた。今週はちょっと控えて。お腹が痛くなっても我慢しました」。
辛苦の克服にも成功し、「後半戦が楽しみになってきました」。
目標は、シーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の初出場。
「もちろん、優勝も目指していきたい」。
韓国で初Vへの思いも熱くなった。














