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バンテリン東海クラシック 2025

片山、石川ほか、主催者さんからも祝電が…!「こんなに忙しいんだ、と」勝俣陵が初体験したV儀式の詳細

先週の「パナソニックオープン」で、プロ9年目のツアー初優勝を飾った。勝俣陵(かつまた・りょう)は、その直後から、3日を経た今も続く“勝者の儀式”にちょっぴり戸惑っている。


今週も頑張ります!


当然のことながら、V直後も勝ってはい終わり、とはいかなかった。
表彰式や、Vスピーチや、18番グリーンでの記念撮影会。先週は、先にギャラリーのみなさんへのサイン対応をしてから記者会見と、JGTO公式SNS用の動画も撮り、スポンサーの方々用のグッズサインに追われると、コースを出られたころには、もう陽も落ちかけていた。

「優勝したら、あんなに、忙しいものなんだ、と」。初めて知れた。

お腹ペコペコだったので、唯一、売れ残ってたというシュウマイ弁当を買って東京行きの新幹線に飛び乗ったが、気持ちが高ぶっているせいか、半分も食べれずに残してしまった。

大量のお祝いメールの中には、もちろん、レジェンドたちからのメッセージも。

毎年、冬合宿でお世話になる片山晋呉(かたやま・しんご)も、テレビでみていてくれたそうで「15、16番のボギーはドキドキして見ていたけど、練習してきたことは間違っていない。勝てると思っていた」と、称えてくれた。

同じ埼玉出身のご縁で、デビュー前から世話になる石川遼(いしかわ・りょう)も、「初めてゴルフを見た時は、とんでもないポテンシャルに衝撃を受けた。さらっと打っているのに飛ぶし、今もその才能を継続しているのはすごいこと。今回の優勝は、彼の中で何かピースがハマったんだと思う」と、べた褒め。

「この優勝で勢いがつくと思うし、すごい応援している」と、引き続きの活躍に期待を寄せていた。

自宅に届いていた祝電には今週主催の東海テレビさんや、開催コースの三好CCさんのお名前もあり、コース入りしてすぐご挨拶回りにも追われた。

当然、2週連続優勝を期待する声もたくさんいただき、「先週の1勝だけでなく、またみなさんにお祝いしていただきたい気持ちは僕の中にももちろんあります。でも、狙いにいくと必ず罠にはまるのが、三好の難しさ。まずは予選通過を目標に頑張りたいと思います」と、謙虚に述べた。

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