記事

ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント 2025

ホストプロ13人の筆頭・谷原秀人は恐るべし

本大会の出場リストに名前を連ねた13歳の@福井誠ノ介(ふくい・せいのすけ)さんは、22年6月にサポート契約を結んだそうだ。

専属契約も含めて今週は、総勢13人のISPS選手が出場。その筆頭として立つのが選手会長でもある谷原秀人(たにはら・ひでと)だ。


ISPS所属の稲森佑貴(左)と「頑張るぞ」


現在46歳は、断トツでホストプロの最年長だが「もう…若い子に任したよ」とつい弱気な声が出てしまうのは、心身共に満身創痍だから。


昨季、苦しんだ五十肩が少しよくなったと思ったら、今季は腰痛。腰椎のヘルニアは6月の精密検査で手術こそ免れたが、「いつ再発してもおかしくない」と、プレーもつい弱腰になる。

「(大会名の)どれだけバーディ取れるんだ、って? 自分は3つ取れればいいほう。何?みんなそんなに取れるって? 出ないよ。出せないよ。グリーンが難しいし、自分はなんとか頑張って、予選通過ができれば」と控えめだが、直近の新規開催「リシャール・ミル チャリティトーナメント」も同じようなことを言いながら、最終日に64を出して11位でフィニッシュ。
一時はV争いも見える位置まで持って来て、「タニさんは凄い」と、会場をざわめかせた。

選手会長、恐るべし。

体は年相応につらいようだが、真夏の北海道連戦は「好き」と、たちまちニンマリ。
「気持ちいいよね、景色もいいし、ごはんも美味しい。それがハッピー。肉もサカナも全部好き」。
46歳の原動力を垣間見た。



関連記事