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ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 2023

阿久津未来也「僕の生命線」パットの復調が初Vの鍵

プロ8年目の阿久津未来也(あくつ・みきや)が雨中で「64」。



第1打が「狙えないところに行ってしまった」と、ボギー覚悟の4番パー4で、5メートルのパーパットをしのいだ。


「そこが区切りになった」と8バーディ、ボギーなし。
「ボギーフリーだったのが、一番評価すべきところかな、と思います」と、納得の2打差2位。
ツアー初優勝にむけ、納得の滑り出しを見せた。


要因は、「自分の生命線」と呼ぶパットの復調だ。
2週ほど前から試行錯誤を続ける中で、正面から動画を撮影したとき、「ハンドダウンになっていることに気がついた」と、ボールわずかに半個分ほど近くに構えるように修正。


「前の打ち方に戻したことで、打ちたいところに出るようになった」と、見違えた。

「僕のゴルフは7割をパットが占める」と、ショットにも好影響し、バーディラッシュにつなげた。


大雨のゴルフは、順延が続いた先週の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」で、刷り込み済みだ。
「宍戸の雨を経験していたので全然大丈夫でした。慣れって怖いですね」と荒天も味方にした。


「今年も24アンダーくらい行くと思う」と初日の手応えからVスコアを計算し、「1日8アンダーをもう1日くらい出さないと厳しいかな、と思います。初日に出せたので。まだ3日チャンスがある」と、さっそく初Vの策を練った。



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