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関西オープンゴルフ選手権競技 2022
14日開幕「関西オープン」星野陸也の連覇大作戦
2022年の第3戦「関西オープンゴルフ選手権競技」は14日に開幕。
今年の舞台は、前身のゴルフ日本シリーズや、よみうりオープン、ミズノオープンなど、数々の名勝負を生んできた兵庫県西宮市のよみうりカントリークラブだ。
関西の名門で、アマ24人を含む150人がしのぎを削る。
前回の2021年大会は、星野陸也がその年賞金王のチャン・キムを逆転。コロナ禍の開催延期を挟んで、19年大会に日大先輩の大槻智春とのプレーオフの末に2位と惜敗した雪辱を、ツアー通算4勝目で晴らした(現在通算5勝)。
昨年は風の中でフェード、ドロー…と、器用に球を打ち分け接戦を制した。
今季は世界を視野に、さらに高みを目指して連覇を狙う。
ミリ単位でこだわる自称クラブおたくは従来の50度、52度、59度に加えて新たに56度のウェッジを投入。
代表をつとめた東京五輪など、昨季は国際舞台での活躍場を増やして実感した。
「今まで52度で打ち分けていましたが、やはり海外に行って、ラフに入ったとき、上から落とさなきゃいけない。PGAツアーの選手はみんなやっている」と4本のウェッジで、要の小技に磨きをかける計画だ。
また、「昨年以上に球筋を打ち分けて、いいプレーがしたい」と課題のドロー打ちにも精を出し、データ収集にも余念がない。
「前半で優勝を積み重ねて今年は海外へ。ポイントを積み上げてメジャーにも出られるように」と、2週前の国内初戦「東建ホームメイトカップ」は、首位と1差の3位につけた。
「良い流れに乗って、今週は連覇を目指して頑張ります」。
大会初日は19年大会で敗れた大槻と同組。
当時の悔しさも勝負の糧。今年もチャンスは逃さない。















