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バンテリン東海クラシック 2025

星野6位⇒スペインへ、桂川38位⇒米ツアー観戦。海外で戦う2人のホストプロの今後は

海外ツアーで戦う2人のホストプロは、それぞれの4日間を戦い抜いた。

2年ぶりのホスト試合で、約2か月半ぶりの復帰戦を戦ったPGAツアー選手の星野陸也(ほしの・りくや)は、通算10アンダーで、6位タイでフィニッシュ。



一昨年大会で1差2位の雪辱はできなかったが、サンデーバックナインで10番からの3連続バーディなど、5つ伸ばして主催者さんを沸かせた。

一昨年の欧州・DPワールドツアーのポイントランキングの資格で今季、PGAツアーに昇格したが、7月に首を痛めて離脱。
公傷を申請し、治療につとめたときこそ助けられたのが、2021年から所属契約を結ぶ興和さんの治療薬「バンテリンコーワ」で、キャディバッグには液とゲルタイプの2個常備。


2年ぶりに大会に戻って改めて日ごろの感謝を伝えて、次週からシード権を保持する欧州・DPワールドツアーでスペイン⇒インド⇒韓国と転戦し、PGAツアーへの本格復帰を探る。
「自信をもって、いい成績が残せるよう頑張ってきます」。

目標はもちろん、24年の「カタールマスターズ」に続く、欧州2勝目だ。

また、今年7月に「興和」とサポート契約を結んだばかりの桂川有人(かつらがわ・ゆうと)は、地元愛知で挑んだホスト試合で、通算2アンダーの38位。



この日は、裏街道のインからスタートし、2アンダーで折り返してすぐ10番で、ティショットも2打目も3打目も木に当て、ダブルボギーを喫した。

「やりすぎました…」と、苦笑。

それでも、地元のホストプロとしてたくさんの声援を受け、感謝が増した。
「ほんとうに力をいただいたので、これから逆に自分がプレーで勇気や感動を与えられるように頑張りたい」と、思いも新た。

次週の「ベイカレントクラシック」に出場資格はないが、大会初日の木曜日に私的観戦するつもり。
「違う刺激をもらって、いいイメージをつけたい」と、日本開催の米ツアーを楽しみにしている。


主戦場の欧州・DPワールドツアーは、今年11月に開幕を迎えるため、次々週に出場を予定している「日本オープン」が、今年最後の日本プレーとなる見込みで、「優勝して応援してくださる方に、良い報告ができれば」。
勝者にマスターズの資格が付与されることになったビッグタイトルに意欲を見せた。

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