記事

バンテリン東海クラシック 2025

2年ぶり出場の星野と桂川 「バンテリン」と「ホームラン2本」と「2日開幕」と「リベンジ」を掛けてVサイン

大会主催の「興和」が誇るホストプロたちが、2年ぶりに揃って三好に戻った。
くしくも、同社サポートアスリートの大谷翔平さんがレッズ戦で2本の特大アーチを放ったこの日。
星野陸也(ほしの・りくや)桂川有人(かつらがわ・ゆうと)は、大谷さん監修の清涼飲料水シンクロンコーワ「クールモード」と「アクティブモード」の2種類を、いつもお世話になるメディアのみなさんに差し入れ。


ホストプロの桂川と星野が仲良くVサイン


記念撮影会で、2人で仲良く作ったVサインには、大谷さんの2本のホームラン記念のほかに、同社の看板賞品「バンテリン」の「V」と、本大会開幕日の「10月2日」を、掛けている。

「みなさん、ぜひ大会を見に来てくださいね」と、全力アピールした。

PGAツアー選手の星野も、欧州・DPワールドツアーで戦う桂川も、大会出場は23年以来2年ぶり。
星野は、日本ツアーの出場も、昨年11月の「ダンロップフェニックス」以来で、ほぼ丸2年ぶり。

「久しぶりの日本ツアーで楽しみ。一昨年のリベンジをかねて優勝したい」。
最後18番で2メートルのバーディチャンスを逃して2位に敗れた一昨年の悔しさを晴らしに戻ってきた。

22年のJGTO賞金2位の資格で欧州・DPワールドツアーに参戦し、翌年すぐシード選手に昇格すると、1年目の昨季、開幕から2戦連続2位を記録したあとすぐ2月の「カタールマスターズ」で、初優勝。

同ポイントランキング上位10人の資格でPGAツアーに昇格し、初年度の今季は17試合に出場(決勝進出7回、ポイントランキングは185位)したが、7月の全英オープン時に、首の痛みからくる左手のしびれを訴え、その後、離脱。

MRI検査を受け、安静が必要とわかり、公傷を申請して、いったん帰国。治療につとめてきたが、ようやく完治のめどがつき、大事なホスト試合で、復帰戦にこぎつけることができた。

PGAツアーでは、公傷からの本格復帰前に、5試合の出場が許可されているそうだ。
本大会のあと、今もシード権を保持する欧州・DPワールドツアーでスペイン⇒インド⇒韓国と転戦し、同ツアーにおける出場義務試合数を消化。
“主戦場”への再戦態勢を整えるという。


何より復帰への一番の糸口となったのは、スポンサーさんのおかげ。
「痛いところや、気になるところに毎日、バンテリンを塗っていたので、体は完璧に良くなりました」と、感謝。
「いつ治るかわからない状況でしたし、今年はもしかしたらもう出られないのかな、という覚悟もあったので。本当にたくさんサポートいただいて、まさかこんな早く復帰できるとは」。

海外での経験を経た今だからこそ、恩返しの思いも強くなる。

そして今年の7月に、「興和」とサポート契約を結んだばかりという桂川もまたしかりで、「帰ってきたら、体のケアに時間を充てています。疲れが蓄積していることが多いのでしっかりと休めて。すぐに体が痛くなるので、少しでも和らげるために遠征先でも、バンテリンを塗っています」と、スポンサー効果を力説した。

今季日本ツアーは、8月の「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント」に続く2戦目。
愛知県の清須市出身でもあり、今週は、地元大会。

「ホストプロとして地元の大会に出ることはなかなかないので、特別な感情もあります」と、思いを語り、「緊張もすると思いますが、それもパワーに変えて。何か、みなさんの心に残るプレーを見せることができたら嬉しいです」。
桂川も、初出場の22年大会に2位の成績を残しており、星野同様、三好でのリベンジもかかっている。


バンテリンのおかげで長時間の中腰もへっちゃら!

関連記事