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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2021

親孝行と同窓会と凱旋と。片岡尚之の欲張りな1週間

水曜日は雨。頭からずぶ濡れです
2019年のプロ入り後、初の帰郷は凱旋出場となった。
片岡尚之は、地元北海道の江別市出身。

「実家に帰るのも、本当に久しぶりでしたので」。
今月10日の滞在から、約2年ぶりの親孝行もたっぷりと。

「お母さんの手料理は、本当に何でもおいしい!! 毎日、バカみたいに食べ過ぎました」。

13日に、ちょうど重なったお母さんの誕生日には高級財布をプレゼント
「初優勝していなければ、手が出ないようなちょっと高めのものを…。僕が使っているのと同じブランドで、形と色違い。いつも物欲がまったくない人だけど、凄く喜んでくれました」。

帰郷に合わせて、地元の地区大会にも出場したら、懐かしい顔がたくさん応援にきてくれた。
「卒業してから初めて会う友達とか…。嬉しかったし、懐かしかった」と、同窓会も満喫できた。

プロ野球の千葉ロッテマリーンズで活躍する本前郁也(もとまえ・ふみや)さんは、札幌光星高校時代の同級生という。

先発投手としてプロ初登板した4月の対楽天戦でプロ初勝利を飾った。
「僕もテレビで見ていていや、ほんっと凄いな、と。めちゃくちゃ嬉しかったし、スポーツは違うけど、同じプロとして戦うのは大変なこと。一緒に頑張りたいなと思いました」と、その翌月にはさっそく自身のツアー初優勝につなげた。

5月の選手会主催大会「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」での大逆転勝利は反響が大きく、ご家族も今週の凱旋試合を楽しみにされていたそうだが、新型コロナウィルスの影響で、一般非公開での開催に。

「残念ですけど、そのぶんネットで生中継をしてくださるので、そこでいいプレーを見てもらえるように、頑張りたい気持ちで一杯」と、意気込む。

開幕前日の千歳は大雨だった。雨の洋芝にも、盛夏の冷え込みにも慣れているはずだが、「今日はさすがに寒いし、芝も重たい。僕も苦戦しましたけど、アマチュアの方も大変だったと思います」と、大荒れのプロアマ戦を、なんとかもてなし終えてほっと一息。

大会初日は浅地洋佑と、金谷拓実と同組になった。
「絶対に曲がらない2人と、曲がる僕…。初日から、大変なことが起きそうですが、しっかり勉強してきます」と、23歳のプロ2年生は謙虚に姿勢を正した。

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