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Masters Tournament

片岡尚之は「84」を叩いた初日を「反省」2日目「75」

片岡尚之(かたおか・なおゆき)は、絶望的な位置からのスタートでも前を見た。




「きょうは、8個くらいバーディを獲ってやろうと思って」。


1番でバーディ。
「もしかして、と思って笑」。笑顔もこぼれた。

6ボギー、4ダブルボギー(2バーディ)の12オーバーを叩いた前日初日はオーガスタの洗礼にただただ打ちひしがれ、茫然自失。
「もうどうしたらいいかわからない。やる気が出ない」と、弱音がこぼれてしまった。
「昨日の発言で、たくさんの方々に不快な思いをさせてしまったので、申し訳なく思っています。12時間くらい見つめ直していました」。

丸半日ひたすら反省。

「しっかりプレーしないといけない」。
顔を上げ、再びコースに出た。
「ティショットは安定していた。セカンドでピンを狙えた」とチャンスも作れた。
9、10番と連続バーディを決めるなど、パット巧者の片岡らしさも出せた。


初日は手前のクリークを越せずにダブルボギーをたたいたアーメンコーナー最後の13番や、15番できょうはバーディ。
「そこは獲ろうとキャディと話していた。リベンジして戻ってこられた。

2日目は3オーバーの「75」。
通算15オーバーは、カットラインにほど遠い。

「みんなよく簡単にバーディが獲れるな、と。本当に難しかった。自分に一番足りないと思ったことは飛距離。あとはグリーンを外すと簡単にボギーにしてしまうこと」。

やっぱり反省は尽きないが、昨年の「日本オープン」優勝の資格でつかんだ初切符。
「パトロン、クラブハウス、練習環境、そして世界トップの出場選手たち、すごい環境の中で過ごせました。本当に夢のような1週間でした」。

練習ラウンドでは初めて大学先輩、松山英樹とプレーができた。
「次に会ったときにはこちらから話しかけることができますね」と、微笑み、「ゴルフの面ではすべてレベルが高い。ショットにねじれがないのでどのコースでも戦えるんだろうな、と」。

PGAツアーで戦い続ける凄みも垣間見れた。

「もっとレベルアップして、また戻ってきたい」。
悔いを残さず帰国できるのはよかった。

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