今年の出場資格を持たない大西魁斗だが、今季出場した６試合で予選カットはわずか１試合。その他の４試合では優勝に絡む活躍で、次戦の出場資格を得られる15位以内を確実にキープしてきた。今週も先週の11位タイの資格で出場権を獲得している。
「シードというのは自分の中で大きいものではありますが、自分の中では基本的に失うものはないと思っているので、自分がベストを尽くした結果であれば受け入れられるので、スコアというよりも自分ができることをしっかり今週もやりたいと思っています」。
大西自身はスコアの伸ばし合いになるコースよりも、タフで我慢が必要なコースのほうが好みだというが、AbemaTVツアーでは傾向的に伸ばし合いの展開になることが多い。そんな自分にとって不得意な環境の中でゲームの流れを見ながらしっかり結果を残してきた大西。まだまだ、ひとつでも順位を上げたいポジションではあるが、残り２戦はこれまで以上の攻めるゴルフが見られそうな予感がする。

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