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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2026
大西魁斗があえて勝ちウタを選曲しなかった理由が深い
首位で初日を飛び出したのは、デロスサントスと、大西魁斗(おおにし・かいと)の2人。共にボギーなしの1イーグル、6バーディの8アンダー「64」でスコアを並べて、好発進した。
大西は今季、2024年優勝(UNCヘルス選手権)の資格で出る米二部コーンフェリーツアーを行き来しながら、日本ツアーはこれが7戦目。
記録的猛暑の中、帯同してくれるお母さんお手製のおにぎりでスタミナを保持しながら、初日の好ダッシュを成功させた。
ツアー開催コースで唯一の高麗グリーンで大西が心掛けているのは「考えすぎないこと」。
目が強いといわれる芝質は、ライン読みの際に草1本1本のねじれや小さなへこみにまでつい注意を向けがちだが、「なんとなく、フィーリングを大事に」。
3番で7メートルを沈めてバーディ先行すると、6番のパー5では、左足下がりの難しいラフから8メートルに乗っけたイーグルトライもジャストイン。
自身4年ぶり2度目の芥屋も、あえてあいまいに向き合うことで難なく攻略できている。
5歳からゴルフを始め、9歳で渡米し、南カリフォルニア大学時はモリカワや、マシュー・ウルフと争った逆輸入選手だ。
2022年の「フジサンケイクラシック」での日本ツアー初優勝を契機に翌年、米二部ツアーから挑戦し、2025年にはPGAツアー昇格にも成功したが、残念ながら初年度のシード権保持には至らなかった。
Qスクールの再挑戦も視野に、再昇格をにらむいま、先週は嬉しいニュースも飛び込んだ。
共に転戦してきた後輩プロの杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)が「アドベントヘルス選手権」で初優勝。
自身も同大会でプレーした経験があるからわかる。
「あのコースで勝つってほんと凄いなのひとことです。最後3連続バーディで優勝とかもほんとすごいと思う」。
即、お祝いメッセージを送信しながら「やっぱりPGAツアーで戦いたい」と、自身も思い新たに好発進だ。
本大会ではスタートティで選手お気に入りの勝ちウタを流してもらえるが、大西はあえて選曲をしなかった。
「たとえば、ジョン・ラーム選手はスタート前にラップを聞いてポジティブになるらしい」などと、音楽による効果は重々承知の上。
「スーパーでもあえてスローな曲を流すのは、ゆっくり買い物してほしいという狙いがあるらしい」と“うんちく”を披露しつつ、「僕は自分で決めた歌で感情を決めてスタートしたくなかった。耳に入ってくるものをそのまま受け入れフラットな気持ちで行きたいと思ったんです」。
選曲をしなかった選手用の大会テーマ曲、EXILEさんの「BE THE ONE」を結果、自身の勝ちウタにできればそれも素敵な結末だ。













