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リシャール・ミル チャリティトーナメント 2026
大西魁斗が2打差のトップ。PGAツアーで培われた土曜日の10アンダー「60」
前日、自身が塗り替えたばかりの大会新を、自らでさらに2打更新してきた。
大西魁斗(おおにし・かいと)が、2日目の「62」に続いて、10アンダーの「60」で、2打差の単独トップに躍り出た。

3打差を追った3日目の最終組で、米1勝の小平智(こだいら・さとし)と大接戦を演じた。
特に、2差で折り返した後半9ホールはすごかった。
11番で、120ヤードの2打目を1メートルにくっつけ連続バーディで、弾みをつけると13番から今度は5連続バーディで、小平を圧倒した。
3メートルにくっつけ通算15アンダーで小平に並んだのはその2ホール目の14番。
15番で、今度は115ヤードの2打目を56度でピン30センチにくっつけ突き放すと、17番のパー3では、グリーン真ん中のバンカーを巧みに避け、右4メートルに乗せて小平に2打リード。
怒涛の展開でも、大西がいちいち歓喜することはなかった。
「ゴルフは18ホールの積み重ね。終わって、嬉しいとか悲しいとかありますけど、最後まで集中していた」。
ドライバーで、果敢に攻める隣の小平や、長野にも惑わされず、時にはアイアンを使って、「基本、フェアウェイにいることが一番重要」と、断言。
「前に進んでも、ラフに行ったらすぐボギーを打つコースなので。そういうのもちゃんと意識して、ゴルフは18ホールなので。総合的にどういうゴルフをしたいかを考えてプレーしていた」。
自身が決めたマネジメントを貫き、土曜日のリードを奪った。

大西が優勝した2024年の米二部コーンフェリーツアー「UNCヘルス選手権」には、小平も出場していた。
「コンディションも分かっていますし、彼がその中で優勝した凄さも分かる」と、小平は言った。
しかし、同ツアーのポイントランク25位の資格で参戦したPGAツアーでは、26戦中予選通過が1回と苦戦した大西。
小平自身も、2018年から7季戦った経験から、その境遇を理解し、「そのつらさも分かるので。成績も全部見ていましたし、そこから復調して。きょうは、ああいうゴルフができて。僕も嬉しいですし、自分もああいうゴルフがしたいと刺激になった」(小平)。
米1勝の大先輩すら燃え立たせた土曜日の渾身プレーは、「自分が決めたプロセス、ルーティンをしっかりやり切る。PGAツアーで足りなかったことを、意識してやるようになりました」と、まさにPGAツアーで得た教訓から、生まれたものだった。
「悪い時も、良い時も、学びながら次に向けて練習する」と、ビッグスコアを出したこの日もまた黙々と調整に励んだ。
「内容が良ければ必ず結果につながる」と最終日も信じる。
「明日もう1日、という感じで最終日もやっていく」。PGAツアーで揉まれた経験を、日曜こそ活かす。













