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SMBCシンガポールオープン 2016

スピースも登場「SMBCシンガポールオープン」

ほぼ赤道直下のシンガポールにある「セントーサ」はマレー語で、「平和と静けさ」という意味があるそうだが、国・政府をあげた観光開発がすすむ島は、カジノあり、ユニバーサルスタジオあり、水族館あり。まさに丸ごとエンタテインメントのにぎやかなリゾートアイランドにある名門コースが、海外初戦の舞台だ。

日本が誇るメガバンク「三井住友銀行」を冠スポンサーに掲げた「SMBCシンガポールオープン」は、セントーサゴルフクラブで28日に開幕。日本とアジアンツアーの共同主管競技は、両ツアーで出場枠をほぼ半数で分け合って、156人で競われる。

獲得賞金も、日本とアジアの両ツアーの賞金ランキングに加算されるこの大会には、世界1位の男が参加することになった。今季すでにヒュンダイトーナメントで1勝をあげており、相変わらず絶好調のジョーダン・スピース。アジアと日本の精鋭たちが、目下世界ランク1位にどう立ち向かうか。

この日は25日月曜日。我らが選手会長も先週末から会場入りして、着々と調整を続けている。ほぼ年中気温が30度を越えるシンガポールも、今は雨期。この日も正午前に、上空をあっという間に分厚い雲が覆ったかと思うと、猛烈なスコールが降った。

コースに出ていた宮里優作も、慌てて逃げ込んだコースの瀟洒なクラブハウスで雨宿り。選手会副会長の横田真一と、トロピカルフルーツで喉を潤し、しばしの休息。これから、次週の「レオパレス21ミャンマーオープン」まで、選手会長にも忙しい2週間が始まる。

そのほか、日本ツアーは3勝の経験があり、先のアジア版ライダーカップ「ユーラシアカップ」で、キャプテンとして欧州に初勝利をもたらした北アイルランドのダレン・クラークも出場する予定。

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