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SMBCシンガポールオープン 2017

エルスが、アダムが、ガルシアが! 開幕前のパフォーマンス

昨年は、スピースが一身に集めた注目が今年はこの3人に注がれる。メジャー4勝を誇るアーニー・エルスと今大会は、史上唯一の連覇を含む3勝を誇るアダム・スコットとスペインの雄、セルヒオ・ガルシア。3人の招待選手が、開幕前日の18日に、市内の蝋人形館「マダム・タッソー」で、ひょうきんな表情を見せた。

世界のセレブのそっくり人形が立ち並ぶ一角で“ウッズ”を見つけて、3人揃ってこんなポーズまで!!

再びコースに戻って応じた大会PRをかねた記念撮影では“クラレットジャグ”を囲んで、笑顔を見せた。全英オープン伝統の優勝杯。
3人とも、世界最古のメジャートーナメントの出場権はすでに持っており、そこを気にして今週、戦うことはしないが今年から、この「SMBCシンガポールオープン」は、全英オープンの予選会をかねて開催されることが決まり、上位12位までのまだ資格を持たない上位4人に、出場権が与えられる。

今大会に出場している日本勢でいうなら、まだ賞金ランク1位と2位の池田勇太と谷原秀人しか、同オープンの権利がないため、選手たちの目の色も変わる。

ましてこの3人が揃うことで、世界ランキングのポイントもグンと上がり、4月のマスターズの出場権を狙っている谷原秀人は特に「モチベーションが上がる」。

日亜共同主管の今大会は、両ツアーにとっても今季初戦からこの豪華な顔ぶれで、華々しく幕を開ける。

シンガポールは14年ぶりだというガルシア。日亜で出場資格を分け合う今大会について、松山英樹の名前をあげて「日本にも良い選手が揃っている。非常に楽しみ」。

エルスはこの地で優勝こそないが、アダムとプレーオフを繰り広げたり、何度か上位に食い込んだ記憶がよみがえってくる中でも「今年、久しぶりにここに戻ってきて、コースのコンディションが良くなっていて、驚いている」と、セラポンコースのメンテナンスを絶賛した。

そして、史上唯一の連覇を含む大会3勝を誇るアダム。
次の4勝目にむけて、前回優勝の2010年と同じロッカーを使ったり、同じグリーンフォークを引っ張り出してきたりとちゃっかりと、験担ぎをしているらしいが「過去に勝ったからといって、自分にプレッシャーをかけたりせずに、新しいチャレンジだと思って臨む」と、意気込みを話した。

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